ボール紙ブランクのセット、箱、および、そのようなブランクで箱を作り出すための方法

专利摘要:
本発明は、包装用の箱（１）を作り出すためのブランクのセット、そのような箱、およびそのような箱を作り出すための方法に関するものである。セットは、箱のベース（３）の壁面を形成するための第１の折り曲げ線によって一緒に接続される少なくとも４つの主フラップを含む第１のブランク、ならびに、第３の折り曲げ線によって一緒に接続される３つのパネルを含み、および、前記箱の蓋（２）を形成するための第４の折り曲げ線によってパネルに接続されるフリップを含む第２のブランクを含む。破り取り可能なフラップ（３０）は、有孔接合線（３１）、蓋の側壁およびベースを形成するための２つのフラップおよび２つの非隣接台形パネルによってフラップに接続されるものであって、２つのブランクは、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一直線に並ぶまたは実質的に一直線に並ぶとき、フラップおよび台形パネルの対向する内および外端部において互いにそれを接着するために、十分覆うことを可能にするように構成される。
公开号:JP2011516348A
申请号:JP2011502415
申请日:2009-03-31
公开日:2011-05-26
发明作者:ジャコメッリ，セバスチャン；マテュー，ジェラール；モロー，ジャン−クロード
申请人:オトールＯｔｏｒ；
IPC主号:B65D5-52

专利说明:

[0001] 本発明は、破り取り式の蓋を含む、ボール紙または段ボールの箱用のブランクのセットに関するものである。]
[0002] また、そのようなセットで得られる箱、および、そのような箱を作り出すための方法にも関するものである。]
[0003] 専用ではないが、硬質の製品（広口瓶、箱など）または半硬質の製品（袋など）用の包装の分野で特に重要に適用され、特にスーパーマーケットストアの通路の棚で製品を即座、清潔、および魅力的なやり方で容易に展示することを可能にする。]
[0004] 梱包用箱は既に公知であり（EP 0 637 548）、ゴンドラを形成する底部から箱の上部をすばやく引き離すのを可能にし、前記ゴンドラ内の包装の内容物をすばやく展示するのを可能にする。]
[0005] しかしながら、互いに結合された２つの異なる紙型用紙から得られるような場合は、製品を滑らせてしまうリスクなしで棚の上に垂直に展示するために、包装の蓋を容易に、すばやく、かつ完全に取り外すことができないという欠点がある。]
[0006] また、蓋を手で破り取ることによって得られる上部の開口部を持つ紙型用紙、および強化されたハンドルによって形成される箱も、公知である（US-A-3,533,549）。ここで再び、そのような硬質の箱は、製品を利用しやすくするために蓋を容易に取り外すことができない。]
[0007] 本発明の目的は、ブランクのセット、箱、および、従来技術のものより実務上の要件に対してより良い対応を提供し、特に単純に手で破る動作を通してワンステップですばやく効率的に包装の蓋を取り外すことを可能にする、箱を作り出すための方法を提供することにある。よって、ゴンドラ形状のベース内の製品の申し分のない展示が、蓋の付いた包装を事前にそこに置いておいて、店舗の棚の上で直接得られる。]
[0008] そのうえ、本発明は、これが組み立て済みで詰める準備ができている箱としても、または折り曲げ／結合された箱としても、非常に丈夫で、さらにパレット上に容易に積み重ね可能な箱が得られる、高速な生産速度（２０箱／分より高速）での自動製造を可能にする。]
[0009] また、完璧に制御され、簡単で、および１００％信頼性のある設置を、以前より良く確実にすることもできる一方で、接着点が破れるいかなる偶然のリスクも防止するために、破られる区域の強度の最適化を可能にし、たとえば、弱くなった区域への衝撃または包装内部での製品の激しい動きのために、有利な実施形態では、製品はそれら自身が支持する役割を果たすことができ、このために圧縮に対する優れた耐性を認める。]
[0010] この目的のために、本発明は、特に、包装用の箱を作り出すためのブランクのセットが、段ボールシート材料でできた２つのブランク、つまり、第１組の少なくとも４つの主フラップであって、固締タブによって終端され、互いに平行な第１の折り曲げ線によって一緒に接続され、および１辺において前記第１の折り曲げ線に直角な第２の折り曲げ線によって前記第１組のフラップに接続される第１の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第１のブランクであって、前記第１組のフラップが箱のベースの壁面を形成することができ、ならびに、互いに平行な第３の折り曲げ線によって一緒に接続される第２組の３つのパネルであって、および、他方の辺において第４の折り曲げ線によって前記第２組のパネルに接続される第２の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第２のブランクであって、前記箱の蓋を形成するのに適している前記第２のブランクを含み、第１組のフラップが、ベースの背壁面を形成するように設計され、第１の一連の折り曲げ要素の他方の辺に有孔接合線によって前記フラップに接続される破り取り式折り曲げ要素を備える第１の長方形のフラップ、ベースの前面壁を形成するように設計された中央フラップの減少した高さに向かって、少なくとも部分的に斜めに向けられた内端部を含むベースの側壁を形成するように設計された２つの隣接していない台形フラップ、および、減少した高さの前記中央フラップ、を含むこと、第２組の３つのパネルが、１つの長方形の中央パネル、ならびに、第２の一連の折り曲げ要素の方向に少なくとも部分的に斜めに向けられた外端部を含む２つの台形の側面パネルを、第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に一致または実質的に一致するとき、第１の台形フラップの対面する内端部に平行な方向に含むこと、および、２つのブランクが、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一致または実質的に一致するとき、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において一方が他方に結合することを可能にするのに十分な重なりを可能にするように構成されることを特徴とする、ブランクのセットを提案する。]
[0011] 「有孔接合線」は、折り曲げ要素と隣接フラップとの間の少数の接着点または接着部分からなる接合線を意味し、これは、接合線を破りながら、線に直角に引くことと接着点を次々と前進しながら切り離すことを組み合わせることによって、その２つの要素を互いから分離しやすくする。]
[0012] よって、切り込みの入った接合線は、線の方向に、および／または、破ることを開始していない限り、良好な強度を有するように構成される。]
[0013] 有利なことには、硬質点が、線の両側、および／または中間で破れが開始されるのを防止することができる。]
[0014] よって、切り込みの入った部分、および／または、切り込みの入った線は、垂直方向に良好な強度を有するように構成される一方で、本質的に壁面の平面に力を及ぼす。この強度は、特に、包装が上部の部分で取り上げられても、製品の運搬を可能にするのに十分である。]
[0015] 従来、切り込みの入った線は、ボール紙を「ミシン罫」と呼ばれる切刃で破線のように穿孔することによって得られる。よって、破線は、「切れ目」と呼ばれる穿孔済み破線と、「接着点」と呼ばれる未穿孔の破線との規則的な交替によって画定される。]
[0016] この場合、破線がたどる経路は折り曲げ線としても用いられなければならないので、罫は「折り目付け」と呼ばれる機能も有しており、これは言わば、関与する線に沿って引き続いて折り曲げることをより容易にするために、穿孔の間の接着点がより深い罫によって押しつぶされることである。]
[0017] 「実質的に一致」とは、一致（たとえば、折り曲げ線の溝の噛み込みのために）、または１つの実施形態では、対面する折り曲げ線から紙型用紙を形成する紙の厚みの総計値に対する最小に対応する値分だけわずかだが、にもかかわらず非常に少しだけ、言わば、１または２ｍｍのオーダーより小さい、または、たとえば溝間の０．５から０．７ｍｍなど下記で特定するような値の分だけずれることを意味する。]
[0018] 本発明の実施形態による、より具体的に説明される折り曲げ線は、それ自体は単一の線、言わばその稜線が単線的である隆線を形成する溝である。]
[0019] 「結合」は、相対的な動作を防止する、言わば、破るまたは分離することなく、フラップまたはパネルの平面の方向への動作を防止する結合であると理解されるべきである。]
[0020] 逆に、そのような結合は、ゴンドラを形成するベースから蓋を取り除くために、このようにして形成された箱の要素を、一方から他方に対して手で横へ破ることによって、引き続いて分離することを可能にしてもよい。]
[0021] 有利な実施形態では、次の構成のうちの一方および／または他方も用いられる：
・第１の折り曲げ線に対面する、第３の折り曲げ線の一部が切断されていること；
・第１の折り曲げ線に対面する、第３の折り曲げ線の一部が押しつぶされていること；
・第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線の一部がくりぬかれていること；
・第２のブランクの底端部が第２の折り曲げ線に対向または実質的に対向した状態で、切断された、押しつぶされた、またはくりぬかれた部分が、第１のブランクの中央フラップの高さよりわずかに大きい長さ分だけ上向きに伸びること；
・パネルまたは台形フラップが、手で単に引くことによって台形フラップから台形の壁面を切り離すことをより容易にするために、結合点に近い凹部を含むこと；
・ベースのボール紙の厚みが、蓋のボール紙のそれとは異なること；
・破り取り式折り曲げ要素または対応するフラップの対面する部分が、第４の有孔接合線の近くで、ユーザが蓋を破り取るためにつかむことができるハンドルを形成する凹部または切断部分を含むこと；
・第１および第２のブランクが、同じ紙型用紙に由来すること；
・第１のブランクが、８つのフラップ、つまり、箱の切り取り角を形成するのに適した中間フラップによって互いに分離された４つの主フラップを有すること。]
[0022] 本発明はまた、多角形の断面の包装用の箱であって、段ボールシート材料の２つのブランク、つまり、一組の少なくとも４つの主フラップであって、固締タブによって終端され、互いに平行な第１の折り曲げ線によって一緒に接続されるものを含む第１のブランクであって、前記一組のフラップが、箱のベースの壁面を形成し、および、１辺において前記第１の折り曲げ線に直角な第２の折り曲げ線によって一連の折り曲げ要素に接続され、前記一連の折り曲げ要素が前記箱の底部を形成し、ならびに、第２組の３つのパネルであって、第３の平行な折り曲げ線によって一緒に接続され、および、他方の辺において第４の折り曲げ線によって前記第２組のパネルに接続される第２の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第２のブランクであって、前記箱の蓋を形成する前記第２のブランクであり、第２のブランクのパネルが第１のブランクに部分的に重ね合わされるものから形成され、第１組のフラップが、ベースの背壁面を形成するように設計され、第１の一連の折り曲げ要素とは他方の辺において有孔接合線によって前記フラップに接続される破り取り式折り曲げ要素を備える第１の長方形のフラップ、ベースの前面壁を形成するように設計された減少した高さの中央フラップに向かって少なくとも部分的に斜めに向けられた内端部を含むベースの側壁を形成するように設計された２つの隣接していない台形フラップ、および、高さが減少した前記中央フラップを含むこと、
第２組の３つのパネルが、１つの長方形の中央パネル、および、第２の一連の折り曲げ要素の方向に少なくとも部分的に斜めに向けられた外端部を含む２つの台形の側面パネルを、第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に一列または実質的に一列であるとき、第１の台形フラップの対面する内端部に平行な方向に含むこと、および、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一列または実質的に一列であるとき、２つのブランクが、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において互いに結合されることを特徴とする、箱も提案する。]
[0023] 有利なことには、第１のブランクが第２のブランクの外側に接着される。]
[0024] また、有利なことには、第１のブランクが第２のブランクの内部に接着される。]
[0025] 有利な実施形態では、次の構成のうちの一方および／または他方も用いられる：
・箱が、定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成されること、および第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に実質的に一列であり、前記第３の折り曲げ線が、対応する第１の折り曲げ線に対面する切断された、押しつぶされた、またはくりぬかれた部分を底部に含むこと；
・箱が、定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成されること、第２のブランクの第３の折り曲げ線が対面する第１のブランクの第１の折り曲げ線に一列であり、ならびに、パネルが結合され、および結合が、対応するフラップの上をパネルが滑ることを可能にするように構成されること；
・箱が、定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成され、第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線の一または複数の部分が押しつぶされ、または切断されること；
・箱が折り曲げて／接合して形成されるとき、第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線の一または複数の部分がくりぬかれること；
・ベースのボール紙の厚みが、蓋のボール紙のそれとは異なること；
・切断された、くりぬかれた、または押しつぶされた部分が、第１のブランクの中央フラップの高さよりわずかに大きい長さ分だけ上向きに伸びること。]
[0026] 本発明はまた、上記で説明されたような箱を作り出すための方法であって、２つのブランクが、１つのおよび同じ紙型用紙から切断され、２つのブランクが、部分的に重ね合わせるために互いに対してずれ、ならびに、それらが、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一列または実質的に一列であるとき、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において互いに結合されることを特徴とする、方法も提案する。]
[0027] 有利なことには、第１のブランクのタブが、折り曲げられ、および第２のブランク上に結合される。]
[0028] 同じように有利なことには、結合によって固定されたブランクのセットが、芯のまわりに巻きつけられる。]
[0029] 本発明は、以下の非制限的な例としての次の実施形態の説明を読んで、よりよく理解されるだろう。]
図面の簡単な説明

[0030] 添付の図面を参照する。
開梱前の、本発明の１つの実施形態による箱を斜視的に示す。
開梱中の、本発明の１つの実施形態による箱を斜視的に示す。
開梱後の、本発明の１つの実施形態による箱を斜視的に示す。
まとめる前の、本発明の第１の実施形態によるブランクのセットの平面図である。
まとめた後の、本発明の第１の実施形態によるブランクのセットの平面図である。
開梱後の、本発明による箱の別の実施形態を示す。
開梱前の、本発明による箱の別の実施形態を示す。
８面の箱用の、本発明によるブランクのセットの別の実施形態の平面図である。
本発明によるセットの別の実施形態の平面図である。
結合される前の、本発明によるブランクのセットの別の実施形態の平面図である。
結合された後の、本発明によるブランクのセットの別の実施形態の平面図である。
折り曲げた後の、本発明によるブランクのセットの別の実施形態の平面図である。]
実施例

[0031] 図１Ａ〜１Ｃは、製品（図示せず）を展示するための、蓋２およびベース３を含む、直方体の形状の包装用の箱１を示す。] 図１Ａ 図１Ｂ 図１Ｃ
[0032] 蓋２は、点状の接着剤５で、ベース３の斜めの壁面４に結合することによって接着され、図１Ａに示すように、蓋２は、側方へ引くこと６および垂直に破ること（矢印７）によってベース３から分離される。] 図１Ａ
[0033] そして、蓋２は、図１Ｃに示すように、展示ベースまたはゴンドラ３を残すために、前方（矢印８）へ引くことによって取り外される。] 図１Ｃ
[0034] 図２および３を参照して、ベース３は、４つのフラップを持つ第１のブランク９から得られ、蓋２それ自体は、３つのパネルを持つ第２のブランク１０から得られ、両方のブランクは、たとえば１つの、および同じ紙型用紙から切り出される。] 図２
[0035] より正確には、第１のブランク９は、固締タブ１６によって終端され、および互いに平行な第１の折り曲げ線１７によって一緒に接続される、第１組１１の４つのフラップ１２、１３、１４、および１５を含む。]
[0036] この第１組は、１辺において、第２の折り曲げ線２０によって、前記第１の折り曲げ線に直角に前記組のフラップに接続される、第１の一連１８の折り曲げ要素１９を備える。]
[0037] 箱１の蓋を形成することを目的とする第２のブランク１０は、互いに平行な第３の折り曲げ線２５によって一緒に接続され、および、他方の辺において、第４の折り曲げ線２８によって第２組のパネルに接続される第２の一連２６の折り曲げ要素２７を備える、第２組２１の３つのパネル２２、２３、および２４を含む。]
[0038] 第１の一連１８、および、第２の一連２６の折り曲げ要素は、たとえば、端部が引っかかるリスクなく、折り曲げることによって箱の底部および上部を形成するのをより容易にするために、わずかに斜めの側面を持つ長方形または実質的に長方形である。]
[0039] より具体的に説明される本発明の実施形態によれば、第１組１１のフラップは、ベースの背壁面２９（図１Ｃ参照）を形成するように設計された第１の長方形のフラップ１２を含む。] 図１Ｃ
[0040] それは、第１の一連１８の折り曲げ要素への他方の辺において、有孔接合線３１によってフラップ１２に接続される破り取り式折り曲げ要素３０を備える。]
[0041] フラップ１２が部分的に切りこまれた、ハンドル形状内の部分３２は、図１Ｂの矢印８の方向に、ユーザが手で破ることを容易にするために提供される。] 図１Ｂ
[0042] 第１組のフラップ１８はまた、２つのフラップ１３および１５も含み、それらは直線に対して対称であり、隣接しておらず、および台形であって、ならびに、ベースの側壁４を形成するように設計され、ならびに、それぞれが、高さが減少していてベース３の前面の壁面３５（図１Ｃ参照）を形成することを目的とする中央フラップ１４に向かって少なくとも部分的に斜めに向けられた、それぞれの内端部３３、３４を含む。] 図１Ｃ
[0043] 「高さが減少した」とは、壁面の高さが、背壁面のそれより少ない、たとえば５〜１０倍少ないことを意味すると理解されるべきである。]
[0044] 第２組のパネル２１それ自体は、第１のブランクの内端部３３、３４のそれに適合する形状の斜めの外端部３５、３６を持つ、２つの台形の端部パネル２２および２４、ならびに、たとえばフラップ１２と同じ高さの長方形の中央パネル２３を含む。]
[0045] 本説明の残りの部分において、同じ参照番号は、同じ要素または同様の要素を指定するために用いられる。]
[0046] 図３は、有孔折り曲げ線３１および第４の折り曲げ線２８が図面に示すように一列または実質的に一列である場合、台形のフラップおよびパネルの、対面する内および外端部に、結合点３７において結合することを可能にするのに十分な重なりを持って、互いに結合された２つのブランクの組み立てを示す。] 図３
[0047] 「実質的に一列」とは、図１Ａ〜１Ｃまたは４および５に示すように箱の上部を形成するように、互いの上に重ねることによって折り曲げ要素の上部をより良好に閉鎖することを可能にするように構成されることを意味する。] 図１Ａ 図１Ｂ 図１Ｃ
[0048] 具体的には、いったん箱詰めされてから箱の上部を形成するために、２つの台形フラップ２２および２４に対応する小さい折り曲げ要素２７が折り曲げられ、そして、一方で第２のブランクの中央パネル２３に、他方で第１のブランクの底部フラップ１２対応する２つの大きい折り曲げ要素２７および３０が、ユーザによって凹み部分３２を通してその人の手および／またはその人の指を挿入することによって破り取る（特に図４および図１Ｃ参照）ことができる蓋を完成させるために、上部で結合される。] 図１Ｃ 図４
[0049] それ自体が壁面２２および２３の中心におかれた小さい開口部３３’は、蓋の側壁とベースとを切り離すのをより容易にする。]
[0050] 図４および５は、本発明による箱３４の別の実施形態を示し、今度は、蓋３５が、図１Ａに示すような内部ではなく、ベース３８の台形の斜めの壁面３７の外側３６に結合される。] 図１Ａ 図４
[0051] 図６は、本発明による、８つの側面を持つ紙型用紙３９の別の実施形態を示す。] 図６
[0052] この実施形態では、ブランク４０、４１のセットが、線４２に沿って切断された同じ紙型用紙３９から得られて、本発明による２つのブランクの台形フラップの斜めの外端部およびパネルが得られ、そして、第２のブランクが結合を可能にするためにずらされる。]
[0053] さらにまた、中間フラップおよびパネル４３、４４が、８面の紙型用紙の切り取り角を形成するために提供される。]
[0054] ここで、再びおよび有利なことには、各台形パネル２２、２４が、たとえば図１Ａに示すように、手で単に引くことによって台形の壁面を台形フラップから切り離すことをより容易にするために、結合点に近い凹部３３を含む。] 図１Ａ
[0055] 上記で説明された実施形態では、小さいフラップ１４の第１の折り曲げ線１７に対向する第３の折り曲げ線２５の下部４５が、結合されたアセンブリを芯のまわりに巻きつけている間に、特に結合点が破り離されることを防止するのに十分なある程度の柔軟性を可能にするために、切断されるか、または押しつぶされるかのいずれかになる。]
[0056] 図７は、セット４６の別の実施形態を表し、有孔線３１によって接続された折り曲げ要素３０は、ベースの背面を形成するフラップ１２に固定されないが、その上部に前記折り曲げ要素を含む第４のパネル４７を備えた第２のブランク１０に属し、それは、線３１が、ベースの背面を形成する前記フラップの、対面する上部線４９に一直線に並ぶとき、追加の結合点４８を提供することを内包する。] 図７
[0057] 図８〜１０は、本発明によるセット５０の別の実施形態を示し、今度は、前述の図面を参照してより具体的に説明されるような芯のまわりに巻きつけることによって箱を形成するのではなく、折り曲げられて結合された包装５１を可能にする。] 図１０ 図８ 図９
[0058] より正確には、図８は、４つのフラップ１２、１３、１４、１５を持つ第１のブランク９および３つのパネル２２、２３、２４を持つ第２のブランク１０を含む２つのブランク９、１０のセットを示し、第３の折り曲げ線２５の下部５１は、今度は折り曲げられたり、押しつぶされたり、または切断されてはいないが、たとえば、折り曲げ／結合している間の任意の隙間を補償するであろう小さい長方形の凹部５２の形にくりぬかれている。] 図８
[0059] 図９は、第１のブランク９に重ね合わされた第２のブランク１０を示し、パネル２３の下端部５３もまた、前述の図面を参照して上記で説明されたように、折り曲げ線２０に実質的に重ね合わされる。] 図９
[0060] 余分の厚みを作り出すために必要な凹部または切欠部５２は、特に、第３の折り曲げ線の第１の線を９０°に折り曲げる（箱を再開梱するとき）ために提供される第１の切欠部５２、および、こちらの方がより大きく、図１０の５１に示すようにケースが平らになる前に第３の折り曲げ線を１８０°に折り曲げる間に余分の厚みを作り出すために必要な第２の切欠部である。] 図１０
[0061] そして、後者は、従来の箱開梱機上で、またあるいは手で「アメリカ式ケース」のように開梱することができる。]
[0062] なお、このようにして８面の包装用の箱を得ることができる図６に関して、たとえば、重ね合わせの間に起きることをちょうど補償できるだけのｘｍｍのずれが、第１の小さい側面に対応する第１のブランクの折り曲げ線と、対応する蓋のベースのそれとの間で提供される。] 図６
[0063] ここで、挿入は、箱の内部、または外側の上にオプションとして位置することができ、後者の場合は異なるずれを内包する。]
[0064] 図８から１０を参照して、ここから、本発明の１つの実施形態による製造、動作、および使用を説明する。] 図８
[0065] 紙型用紙５０から、２つのブランク９および１０が切断されて互いから分離され、そして、引き続いてベースから蓋を容易に分離することを可能にするように、オリフィス３３に近い１つおよび／または２つの部分に接着剤３７を塗布した後に、それらを分離しながら重ね合わせる。]
[0066] そして、このようにして形成されたアセンブリは、２つの垂直な折り曲げ線を１８０°折り曲げることによって、接着する糊またはタブ１６で接合される。]
[0067] いったん包装業者の施設にあれば、２つのブランクのセットは、「アメリカ式ケース」と同じ手順で、手または自動で開梱することができる。]
[0068] 上部および下部の折り曲げ要素は、それ自体は９０°に折り曲げられ、そして、互いに接着またはテープで貼り合わせられる。]
[0069] このようにして得られた箱が展示される通路内に置かれると、３つの前面パネルが次の手順で取り外される。]
[0070] 箱が棚に置かれた後、図１Ａを参照して、結合点５を破り離すために、側方開口部において該壁面が分離される。] 図１Ａ
[0071] そして、ベースの隣の上部折り曲げ要素３０の有孔線３１の接着点は、手で切り取りハンドル３２をつかむことによって破られる（図１Ｂ）。そして、蓋２は、側方への動作（矢印８）で破り取られ、挿入を形成する３つのパネルは、ベース３を完全に自由にし、および棚の上で直接製品をきれいに整頓して展示するために、完全に取り去られる。] 図１Ｂ
[0072] これは、そのような運搬の間に滑らせたり、または移動させたりすることがある、製品を保持するベースの動きを防ぐ。]
[0073] 具体的には、ベースは通路に直接置かれ、蓋の取り外しは、アセンブリがもはや動く可能性がないときにのみ行われる。]
[0074] ２つのブランクが結合後に芯のまわりに巻きつけられる別の実施形態では、次の動作が実行される。]
[0075] 底部４５の第３の折り曲げ線２５は、対応する第１の折り曲げ線に対向して置かれるように設計された部分において、切断および／または押しつぶされている。]
[0076] そして、対向していて、および隣接していない２つの台形フラップが貼り付けられる。]
[0077] そして、第２のブランクが第１のブランク上に置かれ、第２のブランクの３本の切断または押しつぶされた折り曲げ線は、第１のブランクの第１の折り曲げ線に実質的に一列である。]
[0078] 次には、第３の折り曲げ線の切断または押しつぶされた区域が、高さ全体にわたって、および１つの実施形態ではそれよりわずかに大きい高さにわたって第１の折り曲げ線に重ね合わされるので、該区域は、第１のブランクの折り曲げ要素がない端部の上方に伸びる。]
[0079] そして、第２のブランクは第１のブランクに押し付けられて、２つのパネルおよび２つの非隣接フラップと一緒に固定されるので、紙型用紙の平面方向のいかなる移行動作も、破壊せずには、すなわち、２枚のボール紙のうちの一方を破り取りおよび／または分離しなければ、不可能になる。]
[0080] そして、ブランクのこのセットは、芯の下、この例では未貼り付けの面の下に位置づけられ、ブランクのセットは、最後のパネル領域以外で第１のブランクに対して第２のブランクがスライドせずに、定められた体積の芯のまわりに巻くことによって折り曲げられる。]
[0081] そして、上記で説明された本発明の実施形態によれば、第３の折り曲げ線のその部分は切断または押しつぶされているという事実は、箱のフラップおよびパネルを折り曲げたり、押しつぶしたり、または破ったりせずに形成することを可能にする。]
[0082] しかし、別の実施形態は、（粘着性のある）結合点の領域でスライドすることが許容される場合、芯のまわりに巻きつける間可能であり、その場合、そのようなスライドのおかげで補正がなされる。]
[0083] 言うまでもなく、そしてまた、前述の記載からの結果として、本発明は、より具体的に説明された実施形態に限定されない。逆に、全ての変形例、および特に第１および第２のブランクのボール紙が強度において異なるものを包含する。]

权利要求:

請求項1
包装用の箱を作り出すためのブランクのセットが、段ボールシート材料でできた２つのブランク、つまり、第１組の少なくとも４つの主フラップであって、固締タブによって終端され、互いに平行な第１の折り曲げ線によって一緒に接続され、かつ１辺において前記第１の折り曲げ線に直角な第２の折り曲げ線によって前記第１組のフラップに接続される第１の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第１のブランクであって、前記第１組のフラップが箱のベースの壁面を形成することができ、ならびに、互いに平行な第３の折り曲げ線によって一緒に接続される第２組の少なくとも３つのパネルであって、および、他方の辺において第４の折り曲げ線によって前記第２組のパネルに接続される第２の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第２のブランクであって、前記箱の蓋を形成するのに適している前記第２のブランクを含み、第１組のフラップが、ベースの背壁面を形成するように設計され、第１の一連の折り曲げ要素の他方の辺に有孔接合線によって前記フラップに接続される破り取り式折り曲げ要素を備える第１の長方形のフラップ、ベースの前面壁を形成するように設計された中央フラップの減少した高さに向かって、少なくとも部分的に斜めに向けられた内端部を含むベースの側壁を形成するように設計された２つの隣接していない台形フラップ、および、減少した高さの前記中央フラップ、を含むこと、第２組の３つのパネルが、１つの長方形の中央パネル、ならびに、第２の一連の折り曲げ要素の方向に少なくとも部分的に斜めに向けられた外端部を含む２つの台形の側面パネルを、第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に一列または実質的に一列であるとき、第１の台形フラップの対面する内端部に平行な方向に含むこと、および、２つのブランクが、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一列または実質的に一列であるとき、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において一方が他方に結合することを可能にするのに十分な重なりを可能にするように構成されることを特徴とする、ブランクのセット。
請求項2
第１の折り曲げ線に対面する、第３の折り曲げ線の一部が切断されていることを特徴とする、請求項１記載のブランクのセット。
請求項3
第１の折り曲げ線に対面する、第３の折り曲げ線の一部が押しつぶされていることを特徴とする、請求項１記載のセット。
請求項4
第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線がくりぬかれていることを特徴とする、請求項１記載のセット。
請求項5
第２のブランクの底端部が第２の折り曲げ線に対向または実質的に対向した状態で、切断された、押しつぶされた、またはくりぬかれた部分が、第１のブランクの中央フラップの高さよりわずかに大きい長さ分だけ上向きに伸びることを特徴とする、請求項２〜４のいずれか１項記載のセット。
請求項6
パネルまたは台形フラップが、手で単に引くことによって台形フラップから台形の壁面を切り離すことをより容易にするために、結合点に近い凹部を含むことを特徴とする、前述の請求項いずれか１項記載のセット。
請求項7
ベースのボール紙の厚みが、蓋のボール紙のそれとは異なることを特徴とする、前述の請求項いずれか１項記載のブランクのセット。
請求項8
破り取り式折り曲げ要素または対応するフラップの対面する部分が、第４の有孔接合線の近くで、ユーザが蓋を破り取るためにつかむことができるハンドルを形成する凹部または切断部分を含むことを特徴とする、前述の請求項いずれか１項記載のセット。
請求項9
第１および第２のブランクが、同じ紙型用紙に由来することを特徴とする、前述の請求項いずれか１項記載のセット。
請求項10
第１のブランクが、８つのフラップ、つまり、箱の切り取り角を形成するのに適した中間フラップによって互いに分離された４つの主フラップを有することを特徴とする、前述の請求項いずれか１項記載のブランクのセット。
請求項11
多角形の断面の包装用の箱であって、段ボールシート材料の２つのブランク、つまり、一組の少なくとも４つの主フラップであって、固締タブによって終端され、互いに平行な第１の折り曲げ線によって一緒に接続されるものを含む第１のブランクであって、前記一組のフラップが、箱のベースの壁面を形成し、および、１辺において前記第１の折り曲げ線に直角な第２の折り曲げ線によって一連の折り曲げ要素に接続され、前記一連の折り曲げ要素が前記箱の底部を形成し、ならびに、第２組の少なくとも３つのパネルであって、第３の平行な折り曲げ線によって一緒に接続され、および、他方の辺において第４の折り曲げ線によって前記第２組のパネルに接続される第２の一連の折り曲げ要素を備えるものを含む第２のブランクであって、前記箱の蓋を形成する前記第２のブランクであり、第２のブランクのパネルが第１のブランクに部分的に重ね合わされるものから形成され、第１組のフラップが、ベースの背壁面を形成するように設計され、第１の一連の折り曲げ要素とは他方の辺において有孔接合線によって前記フラップに接続される破り取り式折り曲げ要素を備える第１の長方形のフラップ、ベースの前面壁を形成するように設計された減少した高さの中央フラップに向かって少なくとも部分的に斜めに向けられた内端部を含むベースの側壁を形成するように設計された２つの隣接していない台形フラップ、および、高さが減少した前記中央フラップを含むこと、第２組の３つのパネルが、１つの長方形の中央パネル、および、第２の一連の折り曲げ要素の方向に少なくとも部分的に斜めに向けられた外端部を含む２つの台形の側面パネルを、第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に一列または実質的に一列であるとき、第１の台形フラップの対面する内端部に平行な方向に含むこと、および、２つのブランクが、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一列または実質的に一列であるとき、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において互いに結合されることを特徴とする、箱。
請求項12
第１のブランクが第２のブランクの外側に接着されることを特徴とする、請求項１１記載の箱。
請求項13
第１のブランクが第２のブランクの内部に接着されることを特徴とする、請求項１２記載の箱。
請求項14
定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成されること、および第２のブランクの第３の折り曲げ線が第１のブランクの第１の折り曲げ線に実質的に一列であり、前記第３の折り曲げ線が、対応する第１の折り曲げ線に対面する切断された、押しつぶされた、またはくりぬかれた部分を底部に含むことを特徴とする、請求項１１〜１３のいずれか１項記載の箱。
請求項15
定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成されること、第２のブランクの第３の折り曲げ線が対面する第１のブランクの第１の折り曲げ線に一列であり、ならびに、パネルが結合され、および結合が、対応するフラップの上をパネルがスライドすることを可能にするように構成されることを特徴とする、請求項１４記載の箱。
請求項16
定められた寸法の体積のまわりに前記ブランクを巻くことによって形成され、第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線の一または複数の部分が押しつぶされ、または切断されることを特徴とする、請求項１４記載の箱。
請求項17
折り曲げて／接合して形成されるとき、第１の折り曲げ線に対面する第３の折り曲げ線の一または複数の部分がくりぬかれることを特徴とする、請求項１５記載の箱。
請求項18
ベースのボール紙の厚みが、蓋のボール紙のそれとは異なることを特徴とする、請求項１１〜１７のいずれか１項記載の箱。
請求項19
切断された、くりぬかれた、または押しつぶされた部分が、第１のブランクの中央フラップの高さよりわずかに大きい長さ分だけ上向きに伸びることを特徴とする、請求項１１〜１８のいずれか１項記載の箱。
請求項20
第１のブランクが、８つのフラップ、つまり、箱の切り取り角を形成するのに適した中間フラップによって互いに分離された４つの主フラップを有することを特徴とする、請求項１１〜１９のいずれか１項記載の箱。
請求項21
請求項１１〜２０のいずれか１項記載の、ボール紙シート材料または段ボールの２つのブランクから多角形の断面の包装用の箱を作り出すための方法であって、２つのブランクが、１つのおよび同じ紙型用紙から切断され、２つのブランクが、部分的に重ね合わせるために互いに対してずれ、ならびに、それらが、有孔折り曲げ線および第４の折り曲げ線が一列または実質的に一列であるとき、台形フラップおよびパネルの対面する内および外端部において互いに結合されることを特徴とする、方法。
請求項22
第１のブランクのタブが、折り曲げられ、および第２のブランク上に結合されることを特徴とする、請求項２１記載の方法。
請求項23
結合によって固定されたブランクのセットが、芯のまわりに巻きつけられることを特徴とする、請求項２１記載の方法。